直毛で硬すぎる髪の毛に愛を込めて

Mittwoch, 12. August 2020

僕は固定の美容室に行くのはなく、雰囲気を変えるためにも、毎回違う美容室を訪れている。



スタイリストさんに、出来上がりのイメージはある程度伝えるのだが、基本はオススメでお願いしている。



スタイリストさんによって微妙に完成の雰囲気が違うからだ。



ある程度カットが入り、お互いの緊張もほぐれてくると(毎回スタイリストさんが違うからいつも初対面)



必ずあることを言われる。



「お兄さんの髪の毛って、直毛で硬いですね?」



(また言われた。)



最初のうちはそこまで直毛のことを気にしていなかったのだが、海外旅行が趣味の筆者にとって



外人のサラサラに憧れており、直毛をコンプレックスに感じてしまう。



(僕の勝手なのだが、、、)





こんなこともあった。



高校時代は野球に打ち込んでいたため、髪型は坊主一択。



バリカンを購入し父親に坊主にしてもらっていたが、



見栄っ張りな筆者は最後の夏の大会前だけ、美容室に行って、プロの手で坊主にしてもらった。



(見栄を貼りすぎて恥ずかしい)



そこで、事件は起こった。



ウィーン、ウィーンと髪の毛が順調に刈り取られていくのだが、その途中で



ガァザガガザ、、、



なんと、髪の毛が硬すぎて、バリカンの歯に詰まってしまったのだ。



なんとか詰まったバリカンを取ることはできたものの、再起不可。



僕の髪の毛が有能な電化製品を壊してしまったのだ。



(申し訳なさすぎて顔を上げることができなかった)





僕の髪の毛は直毛で硬い。



でも、僕はこの髪の毛のおかげで、モンチッチと呼ばれ、みんなの笑いを取ることができる。



バリカンを壊した話もこうやって記事にできる。



直毛で硬すぎる髪の毛に僕は愛がある。



ハゲにはなりたくない。